【令和8年度9月議会】一般質問を行いました

9月議会の一般質問では、下記内容について取り上げました。

※詳細は「一般質問アーカイブ」を参照してください

・「障がい者就労支援と農業・商工分野との連携を推進するための庁内横断型に向けた取組み」
「本格スタートした中学校休日部活動の地域展開と認定地域クラブ設立」

障がい者就労支援と部活動の地域展開について

障がい者就労を地域全体の力に

 就労継続支援A型・B型事業所では、多くの方が働く機会を得ています。

 天童市でも、こうした事業所は単なる就労の場ではなく、社会とのつながりや生きがい、生活の安定、さらにご家族の安心にもつながる重要な役割を担っているとの認識が示されました。

 障がい者就労は、単に福祉分野だけの課題として考えるのではなく、農業や商工分野とも連携し、人手不足に対するこれまでとは異なるアプローチとして地域全体の課題解決につなげていく視点が必要だと考えています。

 農業では収穫や箱詰め、除草などの人手不足があり、企業にも軽作業を外部へお願いしたいというニーズがあります。

一方、就労支援施設には担うことのできる仕事があります。

この両者をうまくつなぐことができれば、障がいのある方の働く機会を広げるとともに、地域の人手不足への対応にもつながります。

 市からも、福祉・商工・農業が連携することは地域課題の解決に有効であるとの答弁があり、山形県の農福連携推進センターについては、まだ十分に知られていないとの認識も共有され、今後それぞれのニーズを把握し、必要な周知を行っていく考えが示されました。

 さらに、就労支援施設ごとに「どのような仕事ができるのか」を一覧化し、企業や農家が相談しやすい環境を整える方向性も示されました。

部活動地域展開は「認定地域クラブ」に向けて準備中

 もう一つ取り上げたのが、中学校部活動の地域展開です。

今年度から、休日は地域クラブ等で活動する新しい仕組みが本格的に始まりました。

制度が始まって間もない今、大切なのは「予定通り制度が動いているか」だけではなく、継続的に見守り課題や問題点がないかなどを丁寧に現場の声を拾うことが重要ではないかと思います。

子どもたちが希望する活動を続けられているか。
・費用や送迎が負担になっていないか。
・学校や地域クラブ、指導者に無理が生じていないか。

こうした現場の声を丁寧に拾いながら、制度をより良いものへ育てていくことが必要だと考えています。

市からも、今後、生徒の参加状況や地域クラブの実態について情報交換会や意識調査を行い、必要な支援や改善につなげていくとの考えが示されました。

天童市の「認定地域クラブ」制度は10月からスタート予定

 また、認定地域クラブには、中学校施設等の優先利用、市有施設使用料の減免、活動費・運営費への補助などを行う予定であることも示され、9月中旬に認定を希望する団体などに対する説明会を開催し、認定地域クラブ設立に向け行政が伴走支援を行うとの答弁がありました。

課題の共有→改善し前進させる

 一般質問は、行政を追及するためだけのものではなく、市民の皆さんの声や現場で感じた課題を行政に届け、現状を確認し共通の課題として認識しながら改善策を考えていくが大事であると思います。

 今回の一般質問では、私の感じた課題に対し行政側からそれぞれの課題に対する前向きな認識と、今後の方向性を示してもらいました。

制度や仕組みは、作って終わりではなく、実際に利用する人の声を聞きながら改善を続け、今後も現場の声を伺いながら、今回示された取り組みがどのように進んでいくのかを確認し、必要な提案につなげていきたいと思います。